2018年2月21日、収益厳格化により収入を得ることが簡単ではなくなった時点で、チャンネル登録者数1,000人というのはYouTuber全体の11%と言われていました。(今はどでしょうか?)
チャンネル登録者数1,000人に満たない、YouTubeのチャンネル登録者数100人以下でチャンネル登録者がなかなか増えないチャンネルが圧倒的多数となっています。
YouTubeのチャンネル登録者数100人以下の人や、それを突破しても月の最低振込金額8,000円に達しないユーチューバーを「底辺YouTuber」と呼ばれ、揶揄されています。
なぜ登録者が増えないのでしょうか?
今回は底辺YouTuberと呼ばれる人たちの動画の特徴とその改善点についてまとめました。
「チャンネル登録者数を増やしたい」という読者の要望・問い合わせがあり、今回の記事を作成するに至りました。
これらの事はトップYouTuberであれば皆当たり前にできている事ばかり。
登録者がなかなか増えないとお悩みの人のために書きました。
チャンネル登録者数を増やす参考にしてみてください。
他の人と同じことをしている
他の人と同じことをしても視聴回数は増えません。
視聴回数が増えないと、チャンネル登録者は増えないんです。
「他人と同じこと」というのは「毎日動画をアップする」とか「動画の再生時間は最低○分以上にする」とか言った基本的なことではありません。
HIKAKINやはじめちゃちょーと言った超人気有名ユーチューバーのように「〇〇をやってみた」のような感じのことです。
彼らは元々チャンネル登録者数が多いので検索結果を気にする必要がありません。
YouTubeトップのおすすめ(レコメンド)に表示されるので多くの視聴回数を稼ぐことができます。
そしてチャンネル登録者数も自然と増えます。
それ以外のYouTuberはたとえ以前から活動をしている人であっても、再生数を稼げなくなっている人も大勢いるんですよね。
チャンネル登録者を増やすために試行錯誤重ねていかなければなりません。
競争が激しい状況の中で、他の人と同じようなことをしていては、チャンネル登録者は増えません。
では、どうすれば他の人と同じにならないのでしょうか?
他にどんなチャンネルがあるのか研究
まず大切なのが他にどんなチャンネルがあるのかを知る事です。
どんなジャンル、どんな題材、どんな演出があるのかを知ることで、自分が他の人と同じにならないように心がけましょう。
とくにYouTubeのいいところ(インターネットのいいところ)は、ニッチな分野でもある程度の視聴回数(再生回数)を稼ぐことができるんです。
ニッチなジャンルを攻めれば伸び悩んでいる今よりチャンネル登録者数が増える可能性は高くなります。
オリジナリティが大事
他とは違うオリジナリティを出して積極的に目立つという手法があります。
たとえば「奇抜なファッション」「特徴ある話し方」「高い編集技術」「マニアックな題材」など目立つにはさまざまな方法があるんですよね。
どうやったら目立てるのかをきちんと考えてみてください。
注意が必要なのは「ただ目立てば何をしてもいい」というわけではありません。
口で言ってもダメなら手を出すしかない。橋下元議員が言ってたな。この先生はよく我慢したと思う。他の体罰動画とは違って意地悪で叩き殴ったり蹴ったりしてるんじゃなくて本当に感情で手が出てしまった、と伝わる。生徒は炎上狙い?ふざけすぎだよ。#体罰 #体罰動画 #暴力 pic.twitter.com/KoKrKrFKTX
— べつー☆ (@setuu_kanta) 2019年1月22日
ちょっと話が逸れますが、わざと炎上させようとするのはまったく論外。
いい意味で目立ってください。
PPAPを踊る撲我さん#PPAP #撲我さくら #さくかわいい pic.twitter.com/BkQekdX5tT
— 最強たん (@idolsaikyou) 2019年1月26日
自分の特技や才能を利用する
YouTubeで目立つには自分の特技や才能を利用するのが定番ですね。
誰でも特技の一つや二つあるあず。
ヒカキンさんも、ヒューマンビートボックの特技をうまく利用してチャンネル登録者を伸ばしました。
「料理作り」「絵を描く」「スポーツ」などの特技をうまく利用し、YouTube動画を作成する。
それだけで他のチャンネルと差別化が図れるんです。
伸び悩んでいる人にはぜひ取り組んでもらいたいです。
視聴者目線が欠けている
底辺YouTuberの動画は「視聴者目線」というものが抜けています。
「自分が喋りたいことだけしゃべる」「自分がおもしろいと思ったことだけを載せる」では、チャンネル登録者は増えません。
おもしろいと思っているのは自分だけで周りの人には白けた目で見られている可能性が高いです。
大事なのは
- 誰に見てもらうのか?
- 何を伝えたいのか?
- 視聴者にはどんな反応をしてほしいのか?
を明確に考えておく必要があります。
それができていな動画はとても多いです。
そのようなひとりよがりな動画は誰も見てくれません。
以下のことを意識して動画を作って見てください。
伝えたい事を明確にする
あなたが動画で表現したいこと、伝えたいことは事前に決めてから撮影や編集を行うようにしてください。
底辺YouTuberの動画はだらだら話してたりしていて、結局何を伝えたいのかわからないまま終わってしまうパターンが多く見られます。
シンプルな構成にする
チャンネル登録者数が伸び悩んでするチャンネルの特徴としてはムダに長い動画が見受けられます。
YouTubeの動画は出来る限り短いほうがいいです。(動画の内容によります)
シンプルで短い構成で、視聴者がどんな動画なのかすぐわかるように心がけましょう。
見やすい映像を作る
トップYouTuberは話の間の沈黙部分をカットしたり、紹介する商品をアップで写したり、文字テロップを入れるなど、動画に多くの工夫を凝らしています。
視聴者に動画を見やすくするための施策で、視聴者をつなぎとめて視聴者維持率を上げる効果もあるんです。
視聴者維持率が高い動画というのは検索結果で上位に表示される可能性が高くなり、必然と再生回数も伸びていきます。
ブランディングができていない
自分のチャンネルをきちんとブランディングできていないYouTuberの多いです。
チャンネル登録者を増やしたいのであれば、そのチャンネルがきちんと運営されていることを示し、登録するだけの価値があることを示す必要があります。
チャンネルのブランディングを行うには以下のようにします。
チャンネルアイコン、チャンネルアートを設定する
チャンネルアイコンやチャンネルアートをきちんと設定していないチャンネルは多いです。
チャンネルの第一印象を決める大事な看板のようなものです。
必ず設定しましょう。
決まりのフレーズや決まりの映像を使う
動画内で決まりのフレーズを使ったり、決まりのオープンニング映像、決まりのエンディング映像を使い、チャンネルを視聴者に覚えてもらうためにも大変重要です。
Googleが公式に推薦している事でもあります。
ぜひ自分だけのフレーズを動画に入れて見てください。
ジャンルを明確にする
ひとつ明確なジャンルや特色がわかるようすることも大切です。
ジャンルがすぐわかるようなチャンネル作りを心がけましょう。
SNSを利用する
多くのトップYouTuberはTwitter上にもアカウントを持ち、そこで視聴者と交流をもったり、他のYouTuberとの関わりを持っています。
Twitterは当然ながら自分の動画を宣伝する場にもなりますが、さまざまな人と関われる場でもあるんです。
自分のチャンネルに興味があるひとと交流を持ちながら、宣伝を行うことで確実にチャンネル登録者は増えていきます。
まとめ
- 「他人と同じことをしている」
- 「視聴者目線にかけている」
- 「ブランディングができていない」
上記3点に絞って、チャンネル登録者数が増えない理由・チャンネル登録者数を増やす方法について考察しました。
はっきり言って文字にする以上に難しい事柄です。
「まずやってみる」ということは大事ですが、やって見てうまくいかないのであれば「戦略を立てる」ことが次のステップになるはず。
どうすればうまくいくかを追求するのではなくなぜうまくいかなかったのか?そしてうまくいかなかったことと逆のことをすればチャンネル登録者数が増えていくのではないでしょうか?