2016年7月に任天堂がスマートフォンで初めて配信したアプリ「ポケモンGO」が話題となり大ヒットした。
ポケモンと並んで世界中で愛されるゲームであるスーパーマリオ、その主人公のマリオについて書いていく。

 

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スーパーマリオのはじまり 最初のマリオ

任天堂とドンキーコング

 

マリオの原型となったゲーム。
「ドンキーコング」というのは「マヌケなゴリラ」と言う和製英語で名付けられた。

開発は日本だが実はアメリカで大ヒットしたゲームである。

任天堂はもともとトランプカードや花札を製造販売していた会社である。
その後様々なおもちゃを製造販売し、玩具メーカーとして成長していった。

そして販路拡大のためにアメリカにも進出。
ゲームセンターにアーケードゲームを販売したが全く売れなかった。

日本の本社(京都)に開発を依頼してできたのがドンキーコングだった。
そしてこのドンキーコングがまさに起死回生のゲームとなる。

どんなゲームか?

ゴリラが鉄骨の上から転がしてくるビール樽をジャンプでかわしてハシゴで上がっていきさらわれた彼女を救うというゲームである。

日本では好調だったがアメリカでは鳴かず飛ばずだったニンテンドーがこのゲームで全米で一躍知られる存在になった。
アーケードゲームはドンキーコングとドンキーコングJr.と合わせて12万台を出荷、700億円以上を稼いだ。

そして今回の話題はゴリラにさらわれた彼女を助ける主人公が髭(ヒゲ)を生やし、帽子をかぶった「マリオ」

マリオはなぜ帽子をかぶっているのか?

 

一目でそれだとわかるように作られたキャラクター

今の綺麗なグラフィックとは違い画面に映し出されるゲームの画像はドット絵。

画面で見るとかなり荒いのでどんなに荒くても一目でそれだとわかるように作られたキャラクター。

髪の毛をなびかせるのがわかりづらかったことと、技術的にも難しかったので帽子をかぶせた。
今と違いデータの容量にかなりの制限があったらしい。
そして、誰が見てもあのキャラクターっていうのがわかる。

マリオのキャラクターを担当した工業デザイナーの宮本茂氏は本当にすごい!!

決してハゲ隠しで帽子をかぶっていたとか黒柳徹子のように帽子の中に飴ちゃんを隠し持っていたという設定ではない。

ちなみにファイナルファンタジーシリーズで飛空艇に「空を飛んでいる感」を出すのに相当苦労したらしいが、天才プログラマーのイラン人がたった1日でこの問題を解決し画面上で本当に飛んでいる感じを出した。

ドラゴンクエストIIIのラーミアという鳥は「空を飛んでいる感」が全くなかった。

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グーグルのスーパーマリオの裏技

「スーパーマリオブラザーズ」でググると左側にファミコンのパッケージが出てくるがその下の「はてな(?)ブロック」をクリックすると昔懐かしい音がする。

人気の証拠。

現在のゲーム事情

現在、Xbox、PlayStation、Nintendoswitchなどのハードウェアの他にスマホで遊べるゲームアプリなど様々な媒体でゲームを楽しむことができる。
日本だけでなく世界中のメーカーがハードウェア、ソフトウェアでしのぎを削っている。

そして、ゲーム実況動画が大人気でマインクラフトなどの実況動画に食い入るように見る子どもや実際にゲームを楽しみながら動画配信する人など様々である。

 

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まとめ

昔のNHKドキュメンタリーの名作「電子立国」でゲーム産業についての放送があります。

このキャラクターがのちの一大ブームとなったファミリーコンピュータ、そしてスーパーマリオブラザーズの主人公となっていく。

スーパーマリオシリーズは全世界で累計1億本以上売れたメガコンテンツとなった。
リオオリンピックの閉会式でマリオに扮した安倍総理大臣が話題になった。

日本のみならず世界で愛されるキャラクターを作り続けている「世界のNINTENDO」

面白いゲームを作り続けて欲しいですね!